思い出とOutputと僕と

「護られなかったものたちへ」を読み終えて

本作は佐藤健主演(?)で映画化されている作品である。そんな安易な理由から本作を手に取ったが、読後はなんとも言えない気持ちになった。

生活保護東日本大震災というかなりヘビーな題材2つを取り扱っていた本作だが、空港で利根が確保される辺りやラストの上崎が拉致された場面などはしっかりとミステリ要素が含まれており、非常に読んでいて楽しかった。