思い出とOutputと僕と

「正義の申し子」を読み終えて

本作を手に取ったのはかなり前で’正体’や’震える天秤’を読んだ際に染井為人にハマり、積読していた記憶がある。

本作は2017年に執筆されたもので、YouTuberであるジョンが悪徳架空請求者の栗山鉄平をからかうところから始まる。そしてジョンを追う栗山とその栗山を追う西野、また高校生の萌花との話が徐々に交差していく。

常に臨場感を楽しめ、純と栗山の両方の視点で物語が進み非常に面白かった。